キャッシング時は実質年率の表示を確認

キャッシング時は実質年率の表示を確認しましょう。何回に分けてどのくらいの期間をかけて返済するかによって利息額が変わるため、算出方法も知っておいた方がいいでしょう。どのくらいの利息がつくものなのかは、お金を借りる時に計算しておきます。借入金に対する利子の割合を、1年後に一括で払う場合で表記したものが実質年率です。実質年率とは借りた人が返済のための払う全ての金額の合計に対して計算するので、利息だけでなく手数料や印紙税も含みます。つまり、手数料や印紙税など金融会社から請求される全ての経費を加えた最終的な返済額が実質年率になるのです。融資を受ける時、実質年率に基づいた利息の他に手数料などの別用途として請求がある会社は違法の可能性を考えなければなりません。借入時は低い金利を提示して安心させておき、いざ返済する時に手数料や印紙税を請求するヤミ金融も存在します。キャッシング利用時には、見せかけの低金利などに乗せられることのないよう注意が必要です。近年では実質年率の表示は法令で義務化されています。金利の内訳や返済回数、返済方法にかかわらず、各種金融表品を比較可能な表記が実質年利方式なのです。消費者金融を利用する際は、金融商品の実質年率の確認が必須です。実質年率方式の弱点は計算が非常に煩雑なことです。手計算では時間がかかりすぎ、シミュレーションソフトなどを使わなければ利息が算出できません。